これまでの経緯

より確実な施工で、より確かなクールアイランド効果を。

都市温暖化の抑制に貢献するエコロジー重視の新素材、 「美濃焼クールアイランドタイル」をご提案します。

クールアイランドタイルは「環境配慮契約法」対応製品です。

多治見商工会議所主催による
「ヒートアイランド対策事業技術講演会」を契機として、
クールアイランドタイルの取組みが始まる。

平成19年8月40.9℃という日本一高温を記録した多治見市において多治見商工会議所会頭より、名古屋工業大学都市温暖化対策技術研究会資料「暑い名古屋を涼しい街にしよう!」により温暖化対策の検討指示がありました。同年11月地場産業の活性化や熱中症対策を考え、全業種を対象に「多治見商工会議所主催によるヒートアイランド対策事業(産業界)技術講演会」が開催されました。平成19年11月環境への負荷が少ない社会の構築を目的に国及び独立行政法人等の責務や地方公共団体等の努力義務を求める「国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律」(環境配慮契約法)が施行されるに至り、ヒートアイランドひいては地球温暖化等の緩和に対応した壁タイルを製品化することとなりました。

「照射する太陽光をそのまま上空(宇宙)に反射すれば
蓄熱はしない」という発想から生まれた「クールアイランドタイル」。

2007年11月22日より施行された「環境配慮契約法」に対応した環境にやさしい「タイル」です。
その特長は表面に特殊な角度で設けられた反射リブと高い反射率(50%以上)を有する釉薬にあります。従来のタイルは太陽光を入射角と同じ角度で路面へ反射し、加熱・蓄熱します。クールアイランドタイルは、入射する太陽光を表面に形成された反射リブ(上り角30度/下り角45度)で宇宙に向けて効率よく反射します。日本のさまざまな日照条件の中で最も効率よく太陽光を反射しクールアイランド効果が発揮できるよう研究されています。

  • クールアイランドタイルの反射特性
  • 従来タイルの反射特性

機能性・施工性に優れた改良型試作品を開発。

タイル各形状の表型(目地残りクッション等)について、ユニット化した場合の糊残り、目地残りを防ぐための凸部の形状を反射角、反射機能を検証しながら試作を重ねてきました。
また、業界全体でクールアイランドタイルの品質を確保する必要から、タイルの山部、リブ面のRを各社統一し、商品の標準化を図りました。クールアイランドタイルの裏型はタイルと目地板に凹凸を付けることや、溝幅を変えることなどの改良を加え、機能性を備え、しかも、施工性に優れた試作品の開発を行いました。

多治見商工会議所
〒507-8608 岐阜県多治見市新町1-23 電話:0572-25-5000 FAX:0572-22-6100 E-mail:info@tajimi.or.jp

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平成21年度「地域資源∞全国展開プロジェクト」環境配慮型タイルの販路拡大と地場産業の活性化