改良点

1 ユニット化における目地板の「改良」

屋外実験棟シュミレーション実施の結果、都市環境の冷却効果、CO2排出削減効果が実証されました。

太陽光を宇宙へ跳ね返すクールアイランドタイル。その秘密は、タイル表面の反射リブにあります。
その角度「登り角30度、下り角45度」。つまりクールアイランドタイルには上下の方向性があり、
その効果を最大限に発揮するためには、正しい施工をすることが不可欠です。
開発当初のクールアイランドタイルでは、その上下の確認を目視のみに頼っておりましたが、
今回、より確実に、より簡単に上下の正誤を判断できる、「改良型」タイル及び目地板を開発いたしました。

ユニットライン タイルの裏足間の底面の一部に突起を設け、目地板の各コマに設けた突起と重なることでタイルの正逆を検知します。 目地板平面図とクールアイランドタイル裏面図
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図1:クールアイランドタイルの正しい充填法 図を拡大する

図2:クールアイランドタイルの収まり 図を拡大する

2 目地残りに対しての「改良」

クールアイランドタイルは、表面形状が凸凹面となるため、目地詰め後に残った目地材の拭き取りを入念に行う必要がありました。
そこで、拭き取り効率を上げるため、タイル左右側面に形状改良が加えられました。

下図のように面取りされているため、従来のクールアイランドタイルに比べ、目地が拭き取りやすくなりました。

従来のクールアイランドタイルと改良型クールアイランドタイルの比較 改良前・改良後 図を拡大する 図を拡大する

多治見商工会議所
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平成21年度「地域資源∞全国展開プロジェクト」環境配慮型タイルの販路拡大と地場産業の活性化