屋外実験棟シュミレーション実施の結果、
都市環境の冷却効果、CO²排出削減効果が実証されました。

実際の建造物による効果を実証するため、日本一暑い街「多治見」に実験棟を設営し、各種データの収集と、その分析が行われました（実験実施：2008年9月7日～30日）。
その結果、日射による昇温抑止効果、冷房電力の低減化などに有効に機能するクールアイランド効果が実証されました。【壁面の昇温抑止効果】では24時間実証検証の中でで午後1時30分の最高温度時点で、従来タイル53℃、クールアイランドタイル42℃と最高温度の差は11℃とクールアイランドタイルの建造物の表面温度の低減効果がしめされました。
また、【冷房電力の低減効果】はでクールアイランド棟0.88kWh/日、従来タイル棟1.13kWh/日となり、その差は0,25kWh/日、低減の比率は22％で、冷房負荷の軽減効果が実証されました。